最終更新日:2019年12月12日
迫りくる環境の変化に対応しきれないと判断し公開。
レンタルIDは画像にて。
戦績
■12月7日より使用
♦順位推移
7日:24000位→10000位
8日:10000位→4000位
9日:4000位→800位
10日:800位→300位
11日:300位→50位→78位
12日:78位→250位
♦結果
46勝19敗 勝率70%
最高順位:50位
使用構築
※バンギのPP増やした改良版→0000 0003 39WH 3G
構築経緯
ドヒドヌオーの誤魔化し性能の高いサイクルに着目。
取り巻きを考え、受けに比重を置いたループ寄りの対応範囲の広いサイクル構築を目指した。
個別紹介
1.ドヒドイデ@黒いヘドロ
性格:ずぶとい
特性:さいせいりょく
技 :毒 トーチカ 自己再生 ねっとう
157(252)-x-224(252)-73-163(4)-55
○調整先
H:最大
B:特化
♢採用意図
優れた行動保障と誤魔化し性能の高さや、ヌオーとのサイクル性能を評価して採用。
♢持ち物
HP管理がしやすいくろいヘドロを選択。
♢調整
物理に対しての受け性能を重視。
しかし、実際は特殊相手に動かしたい場面が多かったため、HDベースの調整を推奨。
♢技構成
ねっとう自己再生確定。
残りは、負担の速い毒、くろいヘドロや毒と相性が良いトーチカを選択。
黒い霧は、後述するヌオーで積みをリセットすることができるため、不要。
♢立ち回り
行動保障を盾に毒をばらまき、再生力とトーチカでHP管理をしながら削りきる。
2.ヌオー@たべのこし
性格:おだやか
特性:てんねん
技 :毒 まもる 自己再生 ねっとう
201(244)-x-113(60)-85-122(204)-55
○調整先
H:2n+1(再生効率最大)
B:A↑252ミミの珠じゃれを残飯込み96.9%で2耐え
D:C4キッスのDMエアスラを残飯込み2耐え
♢採用意図
天然による対積み性能や、ドヒドイデとのサイクル性能を評価して採用。
♢持ち物
HP管理がしやすいたべのこしを選択。
♢調整
最低限の物理耐久を確保し残りをDに振り切り。
♢技構成
ねっとう自己再生確定。
残りは、負担の速い毒、たべのこしや毒と相性が良いまもるを選択。
♢立ち回り
主に特殊ATに投げる。
耐久がギリギリなため、基本的にはドヒドがまいた毒で相手を削りきる。
3.アーマーガア@混乱実
性格:わんぱく
特性:ミラーアーマー
技 :羽休め ブレバ 鉄壁 ボディブレス
205(252)-108(4)-169(228)-x-108(20)-88(4)
○調整先
H:最大
B:A↑252珠ミミッキュの+2DMゴーストダイブを93.8%耐え
D:C252サザンのDM大文字を確定耐え
♢採用意図
ヌオーをDベースにした弊害として物理ポケモンに勝てないため、物理受けとして採用。
♢持ち物
過労死しにくい混乱実を選択。
♢調整
最低限の特殊耐久を確保し残りをBに。
♢技構成
はねやすめ確定。
残りは、DM時の抜き性能を考えてブレバ、ナットレイを崩せる鉄壁ボディブレを選択。
♢立ち回り
ドヒドヌオーで勝てない物理ATに投げる。
終盤は、このポケモンのダイジェットで詰めるルートも視野に入れる。
4.ドラパルト@混乱実
性格:おくびょう
特性:すりぬけ
技 :鬼火 身代わり たたりめ 龍波
164(4)-x-95-152(252)-95-213(252)
○調整先
H:4n(身代わり3回で木の実発動)
C:振り切り
S:最速
♢採用意図
相手の崩し枠への潰しとして採用。
また、鬼火によるサイクル補助や毒展開時の自身の抜き性能も評価。
♢持ち物
過労死しにくい混乱実を選択。
♢調整
CS振り切り。
しかし最速にする必要はないと感じたため、HCベースも視野。
♢技構成
サイクルを補助できる鬼火、毒展開や鬼火と相性が良いみがわりたたりめを選択。
残りは、龍勢を潰せる龍波を選択。
♢立ち回り
ドヒドヌオーで勝てない崩しに対して切り返す。
また、毒展開からの終盤のスイープを狙う。
5.バンギラス@弱点保険
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
技 :ステロ ロクブラ 馬鹿力 眠る
207(252)-201(228)-131(4)-x-121(4)-84(20)
○調整先
H:最大
A:余り
S:60族近辺意識
♢採用意図
キッスやサザン、バタフリー、ラプラス、ゴーリなどへの切り替えしや、受けミラーへの選出駒として採用。
♢持ち物
キッスに後出しから殴り勝て、汎用性も高い弱点保険を選択。
♢調整
特に調整先が思いつかなかったので適当にHA。
♢技構成
岩打点であり身代わりも壊せるロクブラ、サザンや鋼に打ち込む馬鹿力を対面技として選択。
残りは、受けミラーへの勝ち筋となるステロと眠るを選択。
♢立ち回り
後出しや死に出しから仮想敵を刈り取る。
受けミラーはステロをまいてひたすら寝る。
6.ニンフィア@リリバのみ
性格:ひかえめ
特性:フェアリースキン
技 :願い事 ハイボ 瞑想 マジフレ
201(244)-x-86(4)-176(236)-151(4)-83(20)
○調整先
H:2n+1
C:11n(性格補正最大)
S:60族近辺意識
♢採用意図
サザンへの切り替えし、あと可愛いので採用。
♢持ち物
鋼技に対して行動保障を得るためにリリバのみを選択。
♢調整
特に調整先が思いつかなかったので適当にHC。
♢技構成
ハイパーボイス確定。
残りは、詰めや崩しを行える瞑想、HP管理ができる願い事、鋼を崩すマジカルフレイムを選択。
♢立ち回り
サザンに投げる。
ロゼル持ち悪だくみラスカサザンには勝てないが、相手視点崩しを遂行するためには身代わりから入れないため、毒展開ルートも視野に入れつつ対応する。
構築の要点
♦誤魔化し性能の高いサイクル
今作はDMの登場や数多くの受けポケモンのリストラにより、より受けが厳しくなり受けきるということが難しくなった。
そこで、「毒+守る(トーチカ)」を採用し「定数+遅延」による誤魔化しサイクルを形成。
これにより多方面への対応が可能となった。
♦受けミラーへの回答
受けミラーへの回答として、PP合戦を想定した眠るステロバンギを採用。
崩し枠が貧弱な受け構築へはすべての試合で勝利を収めることができた。
♦崩しに切り返す潰し枠
(
)
受け構築で厳しい崩しを遂行するポケモンに対して幅広く切り返すことができる。
鬼火によるサイクル補助もでき、7世代のメガゲンガーのような役割を担った。
今後の課題
♦ドヒドヌオーメタの流行
etc…
環境が進み、上位環境でドヒドヌオーへのメタが更に強くなりつつある。
本構築は、「受け+潰し」に視点を置いた受けループに近い思考で構築を組んでいるが、メタの流行に伴い受け一辺倒では後手に回りすぎ対応しきれないと感じた。
そのため、攻め要素を取り入れ、受け以外の勝ち筋を作ることにより相手のメタを退け、対応範囲の広い構築を作ることを今後の課題としたい。
おわりに
今回は、ある程度上位で戦えている構築ながら、自身の非力さ故に受けに特化した構築の方向性に限界を感じたため、記事を公開した。
何かの参考にでもなれば幸い。
詳細な立ち回りが知りたい方は生放送のアーカイブが残っているのでそちらを。
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